リネット / ホワイトプラス様
認知拡大に向け、WEB広告からテレビCMへ展開した戦略

抱えていた課題
リネット、宅配クリーニングの認知率向上
PDCAや仮説検証をスピーディに回したい
得られた効果
前年の2.2倍の新規獲得
成果が出る勝ちパターンの発見
ネット宅配クリーニング 「リネット」を運営するホワイトプラス様が、ラクスルと共にテレビCMに初めてチャレンジされたのは2019年1月のこと。2009年の創業以来着実に認知を広げつつ事業を進めてきた中で、さらなる「認知拡大」と「成長速度の加速」を目指す時、新たな“手段”として選択されたのがテレビCMでした。そして2020年3月、ラクスルは事業の成長を加速させるマーケティング活動の支援を目的として、「ノバセル」を通じたホワイトプラス様への出資を開始。次なるステップとして、再びテレビCM放映をスタートされました。最初のCM放映から1年半が経ち、これまで同社にどのような変化があったのか、お話をうかがいました。
ー2019年に入り、御社は急激に業績を伸ばされています。テレビCMは御社の成長にどのように寄与しましたか?
—そもそも、そうした重要な局面で、ラクスルのテレビCMサービスを利用したきっかけ、また次のCMの制作も「ノバセル」に決めた理由を教えてください。
訴求軸の絞り込みは、知見・データ・具体事例が重要。
ノバセルは目的思考。顧客の成長に本気。
井下さん 「実は私たちは、ラクスルさんと出会う前の2014年にもテレビCMに挑戦しているんです。ただ、当時の自分たちのステージには見合わないことをしてしまったと反省しています。テレビCMは成長の手段ですから、適切に使えなければ意味がありません。本当に今CMを打つべきなのか、このクリエイティブは効果があるか、目的思考で検討していく必要がありました。その点で、田部さんはこれまでの知見から、我々が「この手段は目的にあっているだろうか」と相談すると、たとえラクスルさんへの発注金額が少なくなるようなことであっても「それならやらないほうがいいですね」とはっきり言ってくださいます。制作会社や代理店の立場からすれば、効果に疑問があったとしてもそのまま放映してしまう、ということもできると思うんです。でも、「ノバセル」の皆さんは顧客の成長が自社の成長だと本気で考え、同じの目的に向かって進んでくれました。そうした姿勢を、とても信頼しています。
目的に合わない時は「やらないほうがいい」と、はっきり。
日吉さん 「今回のCMでは当初、タレントさんの起用を考えていました。実際に芸能事務所にも交渉していただいていたんですが、途中で「やめたほうがいいのではないか」と感じてしまいまして。その思いを伝えたとろ、「それならやめましょう」と即答してくださったんです。常に目的を優先してもらえるのは、心強いですね。
—今後は、どのようにテレビCMを展開される予定ですか?
井下さん 認知拡大、指名検索を増やすためには、CMを打つタイミングとして、クリーニング需要の高まる春と秋が最適だろうと考えています。そのため、昨年から今年にかけて制作してきた8つのクリエイティブのうち4つについては、春のタイミングに向けて、3月にテストを実施しました。指名検索数の上昇率は4つで大きく異なり、イマイチだったものを1とすると、一番効果があったものはその3.3倍もの反応を得られています。この一番よかったものを勝ちパターンとして4月以降に放映しましたので、まずはその効果をこれから検証していく予定です。そして今後は訴求軸を変え、残っている4パターンについても試していきたいと考えています。回を重ねてきたことで、15秒という短い枠の中でも自分たちが伝えたいことをしっかり訴求できることもわかってきましたので、今後はその知見を生かして、WEB動画などにも力を入れていきたいですね。
—今年の3月には、ラクスルが御社への出資を開始しました。ラクスルがファイナンスの部分からマーケティングを支援していくことについて、御社にはどのような思い、期待がありますか?
PICKUP INTERVIEW
リード数・導入社数を急速に伸ばしたBtoB向けテレビCM戦略
株式会社 HRBrain様

PICKUP INTERVIEW
リード数・導入社数を急速に伸ばしたBtoB向けテレビCM戦略
株式会社 HRBrain様
Webマーケティング中心の集客からマスメディアを介した集客へとシフトすることで、導入社数を急速に伸ばしてきた、人事評価クラウド「HRBrain」。同社の堀様と大森様に、テレビCMが企業の成長にどのように寄与してきたのか、お話をうかがいました。