こんにちは!ノバセルのマーケティング部の今井です。本記事では、ノバセルトレンドの利用を検討中の方やノバセルトレンドfreeを登録したけど使い方がわからないという方向けに、ノバセルトレンドの使い方についてをまとめています。前編となる「Free編」では、メールアドレスを登録するだけで無料でお試しいただけるノバセルトレンドfreeの実際のプロダクトの使用方法や指標について解説します。
そもそも、ノバセルトレンドとは何ができて何ができないサービスなのでしょうか?ノバセルトレンドは約4,500ブランドのテレビCM効果の可視化を瞬時にすることができるマーケティングツールです。従来のテレビCMに関する課題として下記のようなことがありました。
これらの課題を解決するために生まれたのがノバセルトレンドであり、自社と競合含めた約4500ブランド以上のテレビCMのブランド別、番組枠別、クリエイティブ別の効果を可視化することができるプロダクトになっています。本記事では、そんなノバセルトレンドの無償版である「ノバセルトレンドFree」で何ができるかについてとどのように使うのかについてを解説します。
ノバセルトレンドを利用し始めるために複雑な申請などは不要で、必要なのは基本的にメールアドレスのみで1分ほどで使用し始めることが可能です。こちらをクリックするとサインアップページに遷移するので必要情報を入力すると登録完了です。
ノバセルトレンドでテレビCM効果を見るためのファーストステップは効果を見たいブランドを選ぶことです。
まず「自社または興味のあるブランド」を選択します。次に比較したい競合ブランドを指定します。「めちゃコミック」を今回を設定します。上記のように設定すると簡単にテレビCM効果を可視化することが可能です。次の項では、表示期間の設定方法について説明します。
ノバセルトレンドの画面右上に期間というボタンがあるので、その部分をクリックすると下記のようにCMが放映されている期間が緑のラインで表示されます。放映期間は「開始日」「終了日」の項目から柔軟に調整することが可能なので自身が見たい範囲をしてください。今回は2022年3月26日〜2022年8月11日で期間設定しました。
上記の設定を終えると、はじめに表示される画面が「分間指名検索ポイント」のブランド比較です。縦軸が「分間指名検索ポイント」の累計、横軸が推定インプレッション数の累計をあらわしています。グラフ線の傾きに注目していただき、グラフ線が急になっているほど分間指名検索ポイントが高くテレビCMの効果の効率がいいことをあらわしています。
【分間指名検索ポイントとは】ノバセルでは、テレビCM放送直後の3分間で増加した指名検索数をもとに、独自ロジックでポイント化したものを分間指名検索ポイントと呼びます。この値でテレビCMが検索行為にどれくらい寄与したかが分かります。ただし、番組によって推定imp数(接触率×世帯数)が違うため、クリエイティブや放映枠を相対的に比較する時は、分間指名検索ポイントを水準化した指名検索スコアを用います。
【指名検索スコアとは】ノバセルでは、テレビCMの100万回インプレッションあたりの分間指名検索ポイント(※)を指名検索スコアと呼びます。スコアが高いほど、検索獲得効率が良い傾向があります。クリエイティブや放映枠を相対的に比較する場合にこの値を用います。
また、上記のように指名検索スコア、推定imp数での比較を競合とすることが可能です。例えば、自社の競合ブランドが最新のテレビCMを開始した際にどのような効果が出たのかを即時に確認し競合と比較して良いのか悪いのかを即時に確認することができます。このような分析がFreeプランでは、自社や競合などに限らず約4500ブランドについて無制限で確認することができます。実際にここまで読んで実際に試してみたいと思っていただけました下記のボタンよりフリープランを実際に登録していただけますと幸いです。
はじめてのテレビCMを検討する際には、ベンチマークとなる企業のテレビCMについてリサーチをした上で自社がテレビCMを行うかどうかや、どのようなCMのプロモーションを展開するかの判断を行うと思います。そのようなリサーチの際に、ノバセルトレンドを活用することでベンチマークとなる企業のテレビCM効果はどうだったのかを踏まえた上で初期のテレビCMの戦略を構築することができます。
ベンチマークとなる競合や類似カテゴリ企業との比較を行うことができます。例えば、自社のテレビCMが競合を含んだ業界平均と比較して効果が良いのか悪いのかを確認することができます。また、直接的には競合ではないが似た業態のブランドごとのテレビCM効果についてを比較することができます。例えば、大きな括りでBtoB SaaS企業のテレビCM同士で比較することができます。
「ノバセルトレンドFree」を実際に触ってみて、もっと詳しく番組別や詳細なクリエイティブ別のデータもみたいと思っていただけたら、こちらからぜひお問い合わせください。