【本格利用を検討している人向け】ノバセルトレンドの使い方について解説/有料版編
目次
講師
こんにちは!ノバセルのマーケティング部の今井です。本記事では、ノバセルトレンドFreeを利用している方、Freeの利用はしていないが本格利用を検討している方向けにノバセルトレンドの有料版の使い方の解説をしていきます。
ノバセルトレンドFreeの使い方に関してはこちらに記載があるので、まず無料版の検討をされている方はこちらを一読下さい。
ノバセルトレンドで「できること」
ノバセルトレンドはテレビCMを放映しているブランドの指定をしていただくことによってそのブランドのテレビCMによる広告効果が可視化されるというマーケティングツールになります。
ノバセルトレンドFreeではできなかった下記のことが有料版では提供しております。
プロダクトでできること
- 自社、競合のクリエイティブが見れる、効果がわかる
- 自社、競合の放映番組が見れる、効果がわかる
- 自社、競合の放映量が見れる
- 自由に効果測定用のキーワードを指定できる
追加の提供サービス
- 弊社コンサルタントによる分析レポーティング
まずプロダクト画面上でできることから解説していきます。
プロダクトでできること
1.クリエイティブ分析
ホーム画面左側のメニューバーから「クリエイティブの効果」を選択すると下図のクリエイティブ分析ができる画面に変わります。ここでは各クリエイティブの指名検索スコアと初回放映日がわかり、それぞれでソートもできるようになっているため、自社および他社も合わせてどのクリエイティブの効果が良かったのか、悪かったのかがひと目でわかります。
ここでクリエイティブを選択すると1秒ごとのコマ送りが見れます。そうすると実際にどういったストーリーなのか、どういった訴求なのかがわかります。こちらにより競合他社のクリエイティブを分析し、自社の次回のクリエイティブ制作に活かすことが可能です。
2.放送枠分析
ホーム画面の左側のメニューバーから「放映枠の効果」を選択すると、下図の放送局別や曜日・時間帯別、番組別の分析ができる画面に変わります。
番組別では指名検索スコアが高い上位の番組、低い下位の番組が見れます。
加えて、ブランド名の横の「番組一覧」を選択することによって全ての番組別の効果がわかります。
放映回数降順に並び替えると、ある程度放映が多い番組でスコアが高い番組、低い番組が見れます。下記ケースだとめざましテレビの指名検索スコアが低く、次回から買付する量を減らそうというアクションに繋げることができます。
3.放映量分析
ホーム画面の左側のメニューバーから「放映量データ」を選択すると、下図の放映量の日別の推移やSOV(放映量シェア)、放送局別のシェアなどがわかります。
こちらの画面では競合がどの時期にどれくらい、どの局でテレビCMを放映しているかがわかるので、それらを参考に次の買付に活かすことができます。
例えば競合が関東での放映を強めているので、近畿などその他のエリアへ放映を検討する、または関東のシェアを奪うために関東での放映を自社でも強めるなどが考えられます。
4.効果測定用キーワードの指定
無料版ではブランド毎に効果測定用のキーワードは企業名やそのブランド名のみと決まっておりますが、ご契約いただいた方には各ブランドで自由にカスタマイズの手配を行っております。
そのブランド配下の各商品名全て入れたいなどにも対応でき、例をあげるとコスメであればそのブランド配下の化粧品の商品AとB、乳液のC、クリームのDも…であったり、企業名も正式名称だけでなく、省略名、ローマ字表記のものも…といった具合も対応できます。
プロダクト上での設定ではなく、弊社担当による個別の設定になりますが、最初のご契約後に弊社担当と一緒に相談して決めていただく形になります。
以上がプロダクトの使い方の説明になります。
ここからは有料版におけるプロダクト画面以外の提供サービスである、専属コンサルタントによる分析レポートの紹介をしていきます。
分析レポーティング
有料版ではプロダクト画面以外にも専属コンサルタントによる以下のような詳細の分析レポートの提供をしております。
例を挙げると競合と自社とのクリエイティブの訴求の違いや指名検索スコアの差、またその理由の仮説から次回アクションまで時間をいただき、ご提供しております。
クリエイティブだけでなく、放送局、番組別や曜日、時間帯別など多角的に行っており、ここから新たな示唆が得られるように努めております。
こんな方におすすめです!
これからはじめてのテレビCMを検討中の方
はじめてのテレビCMを検討する際には、ベンチマークとなる企業のテレビCMについてリサーチをした上で自社がテレビCMを行うかどうかや、どのようなCMのプロモーションを展開するかの判断を行うと思います。そのようなリサーチの際に、ノバセルトレンドを活用することでベンチマークとなる企業のテレビCM効果はどうだったのかを踏まえた上で初期のテレビCMの戦略を構築することができます。
競合企業や類似カテゴリ企業のテレビCMの効果を分析したい方
ベンチマークとなる競合や類似カテゴリ企業との比較を行うことができます。例えば、自社のテレビCMが競合を含んだ業界平均と比較して効果が良いのか悪いのかを確認することができます。また、直接的には競合ではないが似た業態のブランドごとのテレビCM効果についてを比較することができます。例えば、大きな括りでBtoB SaaS企業のテレビCM同士で比較することができます。
最後に
ノバセルトレンドに興味をお持ちいただけたら、こちらからぜひお問い合わせください。