安くて早い調査だから、仮説検証と意思決定スピードが大幅アップ! ノビシロ導入で実現した、業務改善とは
株式会社サイバーエージェント AmebaLIFE事業本部 ベンチャー事業部 部長 池田哲人様
AmebaLIFE事業本部 ベンチャー事業部とは?
―― これまでのキャリアと、現在の業務内容を教えてください。
2019年にサイバーエージェントに入社後、メディア事業部のAmeba事業本部に配属されました。
Amebaブログの閲覧機能のPM、Amebaアプリマネタイズの責任者、Amebaブログ全体のプロデューサーを経て現在はベンチャー事業部の責任者をしています。また、経営ボードとしてAI活用推進やデータ人材の育成といった役割を担っています。
ベンチャー事業部は、Amebaブログのアセットを活用しながら、ブログの規模に依存しない新規事業の開発を担うセクションです。
Amebaユーザー以外の声を事業に反映させづらかった、これまでのマーケティング
―― これまで事業における調査はどのように実施されていましたか?またこれまでの課題があれば、教えてください。
元々当社チームでは、データドリブンで意思決定していく文化があり、リサーチへの関心が高いメンバーが多いのが事実です。
そのため、Amebaブログの利用者様に向けて定性・定量調査を週に1回程度は実施をしています。
ただし、実際に回答してくださる方はAmebaブログのロイヤリティーの高い利用者様に偏る傾向があり、その声を大事にしつつも、新規事業部としてはもっと外のお客様の声にも耳を傾けたいという課題がありました。
その目的で外部の調査会社を利用することもありましたが、費用も高く、調査しようと考えてからアウトプットを得るまでに1カ月以上かかることもあり、年に1度程度しか実施してこなかったという背景があります。
圧倒的な安さで、外部調査が出来るノビシロの魅力
――ノビシロに興味を持ったきっかけを教えてください。
そんな中、ノビシロのリリースを見て、その圧倒的な調査費の安さを魅力に感じ、導入しました。
こんなに安く調査が実施できるなら、Amebaユーザー以外にも頻度高く調査できると考えたからです。定量調査は1回の調査で完結するのではなく、その調査から生まれた仮説を持って2回、3回と追加で定量調査をすることに価値があると考えていたのですが、これまでの従来の調査サービスでは価格が高いために、出来ても1度だけでした。
ノビシロならこの課題を解決できると考えました。
―― 実際にノビシロを使ってみた感想や、事業におけるユースケースを教えてください。
実際に使ってみると、もちろん期待通り安く調査ができるということもそうですが、ただ安いだけではなく、調査結果が圧倒的に早く得られるというメリットにも気付きました。
スクリーニング次第ではありますが、それでも遅くても1日以内には回答が集まるので次の日には調査結果を持って意思決定することができます。
ビジネスの現場では、Amebaユーザーに顧客インタビューを実施し、そこから生まれた仮説がAmebaユーザー以外にも拡張性があるかをノビシロを使って検証しています。
この結果を持って、チーム内で即座に意思決定をし、新規事業の方向性やコンセプトを決めることもあります。
もちろん、価格の高い大規模調査をすることも時には重要ですが、実際のビジネスの現場ではそれ以上に意思決定のスピードを重要視しており、そんな組織文化のある弊社ではノビシロがとても活躍しています。
ノビシロが活用できる機会
―― どんな会社にノビシロは向いていると思いますか?
決裁権のある方や、チーム単位で意思決定できる内容をスピード持って進めていく文化のある会社に向いていると思います。
ノビシロは従来の調査より安く、早く調査ができる一方で、その調査設計の粒度やスクリーニングにおいては機能的にあえてそぎ落としているものもあります。
なので、会社の経営陣に上げるオフィシャルな調査や、年に1回とるような大規模調査などは向いていません。
なので、この安さと早さを最大限活かして、事業自体の大きい方針や顧客理解をスピードを持って進められるノビシロの良さを活かせる会社にノビシロは相性が良いと思います。